決戦のとき

この記事は前回の続きです!!

 

わたしの「いくぞ」の声でわたしとアニー(兄)の足が回転を始めました。

ここからは実況をつけて世紀の一戦をお送りいたします。

 

実況者「はい。各選手スタートの準備ができたようです。世界陸上神奈川!各選手緊張感のある顔をしていますね!!どのようなレース展開になるか注目です!!楽しみですね織田さん!!」

織田裕二「そうですね!これが世界陸上神奈川の醍醐味です!」

実況者「コースは直線100メートル、人通り少なめの3レーン限定コースとなっています。おじさんが2人の少し後ろ30メートルからスタートする異色レースです。」

織田裕二「楽しみですねーーーー!!rikusannとアニー(兄)の走りに期待ですね!!」

実況者「さて、そろそろですね。行くぞの声でスタートです!!」

 

わたし「行くぞ」

こうして世紀の一戦がスタートされました!!

 

実況者「3者全員良いスタートをきりましたね!!

織田裕二「いけーーー、いけーーーー」

実況者「おーーと!!スタート30メートル付近rikusannが前に出てアニー(兄)との差が出てきました!!」

わたし「えっ??アニー(兄)おっそ!!!やばっ!!」

わたしはアニー(兄)の走る横顔が明らかに真横から斜め後ろに移動しているのが分かったのです。

 

織田裕二「アニー(兄)いけーーーー。いけーーーー。」

実況者「rikusann早い!!このままゴー―――――ル!!!!」

 

アニー(兄)はゴール付近でピタリと足を止め振り返りおじさんと向き合い何かお話をしていました。多分追いつかれると思い走るのを諦めたんですね(笑)

アニー(兄)がおじさんと話している光景をばれないように階段の陰から見ていたせこいわたしです('Д')

 

のちに何を言われたのかというと「弟にしっかり言っておけ」と言われたようです。

多分「すいません」の声が小さすぎて相手に聞こえてなくて怒っていたようです。

 

おじさん、アニー(兄)

本当にすいません。

 

あの時の走りは多分二度と出来ないと思いました。きれいな足回転で風を味方につけ良い走りでした・・・(笑)

 

今日はここまで!!

 

明日も元気に更新予定!!!

 

クスッと笑えるブログ目指し奮闘中!!

 

また明日ーー!!